About

Codonerプロジェクトは、mRNAコドンの仕組みを応用した暗号化方法に関する研究です

現在 (2024/7/12)、6名の学生が当プロジェクトには参加しています

興味がある方がいらっしゃいましたら、開発チームへと招待させていただきますので、是非、X (Twitter), Discord, あるいはMail (citrus.mizuha@outlook.jp) に、一声おかけください。

特に、暗号学に精通している方のご参加、お待ちしております!

Github repository : Codoner

Summary

当研究は、DNAの仕組みを応用して、外的破壊や改ざんに対する耐性を暗号化方法自体に持たせることを目指しています

コドンの特性とイントロンの存在を活用し、新しい暗号化手法の開発に取り組んでいます

なお、研究のコアは、Intronによるexon部分の情報への重みバイアス付与です

Research Details

前提知識

セントラルドグマ

  1. DNAが存在
  2. そのDNAの片方をもとにmRNAに転写
  3. そのmRNAをもとにtRNAがアミノ酸を配列させる

この一連の流れのことをセントラルドグマと呼ぶ

DNAとは

DeoxyriboNucleic Acid

デオキシリボースを糖として持ち、塩基に"A", "T", "G", "C" を持つものである

RNAとは

RiboNucleic acid

DNA->mRNA->タンパク質

コドン表

mRNAのコドンが何のアミノ酸を指定するか分かりやすくまとめた表である

研究概要

当研究は、DNAの仕組みを応用すれば、コドン表の項目にて明記した通り、外的破壊や改ざんに対する耐性を暗号化方法自体に持たせることが可能なのではないか、という仮説のもと行う

流れのイメージ

  • データを2進数に変換
  • 2進数データを4bit区切りにして10進数に変換
  • セッションごとに「コドン表」(codon_0)を作成、使用して疑似4進数に変換
  • 「コドン表」を新たに生成(codon_1, codon_2...)して、Codon to Codonの処理を繰り返す
  • 生成された疑似4進数を数として扱って2進数に変換 or codon_m(m番目のcodon表 mは乱数で求める)を利用して逆算的に2進数に変換
  • 完成!(6bitを平文4bitとして出力することになる)
  • Members

    現在、中3 : 3, 高1 : 1, 高専 : 1

    name 学年 Position Github X
    みずは 中3 originator (Pythoner) citrus_mizuha mizuha_python
    KOUTA 高専 engineer (Pythoner) koutamanto -
    kimuti_tsukai 高1 Rustacean & Pythoner kimuti-tsukai kimuti_tsukai
    pik6c 中3 Rustacean pik6c pik6_c
    ねにあ 中3 Security moderator Nenia-dayo Nenia_da

    Contact

    Originator (mizuha)
    mail : citrus.mizuha@outlook.jp